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冷凍トロ鰹藁焼タタキセット内容変更のお知らせ
いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。
ネットショップで販売しております冷凍トロ鰹のタタキセットについて、
鰹のサイズが小さく、現在の規格でご準備することが難しくなったため、
内容と金額を変更させていただきます。
変更前に受け付けましたご注文につきましては、
変更前の内容でご準備いたします。
急な内容変更でお手数おかけいたしますが、
ご理解とご了承のほど、よろしくお願いいたします。
2023年12月のネットショップでの注文について
2023年、ネットショップでの鰹のタタキの最終注文は、12月24日を予定しており、
最終ご到着指定日は12月30日になります。
以降のご注文はお電話やメールでの受付になります。
予めご了承くださいませ。
2024年からのネットショップ販売開始日は未定でございます。
ネットショップに掲載のない場合は、当店までご連絡くださいますよう、
お願い申し上げます。
県内外への発送もやりゆうよ。
町を歩けば、潮の香りと魚のにおい。
土佐久礼は、四百年以上昔から土佐を代表するカツオ漁港として栄えてきた鰹の国です。
私ども田中鮮魚店がこの漁師町久礼にある大正町市場に店を構えたのは大正時代初期のこと。
当時は鮮魚を売りながら鰹節を作っていました。
以来、百有余年現在の店主で4代目となります。
市場はもともと、近海で亭主がとってきた新鮮な魚を直売りする
漁師のおかみさんたちの活気あふれる市でした。
そのおかみさんたちに習って店は今もおばちゃんたちによる対面販売が基本。
元気のええおばちゃんらになんでもお尋ねください。
魚のことはよう知っています。



カツオのソムリエじゃき。
なぜ、久礼のカツオがうまいのか。
それはうまいカツオしか出していないからです。
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カツオは選別がとてもむずかしい魚で、長年、魚を見てきた目利きのプロでも、カツオに限っては実際にさばいてみるまで、生臭くてまずいゲジ、ゴリのカツオかどうか判定できません。
「カツオのソムリエ」とも呼ばれる店主の経験では、こだわりの一本釣りのカツオといえども10本のうち1.5本はゴシが混じっていて「まずいゴシのカツオは出さん」というのが田中の身上です。さらに店主は微妙な身の色の違い、感触、中骨あたりの身をつまんで、どのランクのカツオかを判定して、見極めます。
ゲジ…打ち身でかたくなったカツオや、内出血して臭くなったカツオのこと。
ゴリ…肉質が石のように硬く、生臭さが強く、まずい魚のこと
なぜ、カツオは藁で焼くとおいしいが ?
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昔、久礼の港は四万十の山々で焼いた木炭の出荷港で、町じゅうに藁で編んだ炭俵がありました。それを燃やしてタタキを焼いていたのです。藁は火力が強く、カツオの表面だけを一気に焦がすタタキには最適。町の歴史が食文化を育ててきました。
久礼のカツオは土佐沖で釣ってその日のうちに戻ってくる
日もどりカツオ。しかも一本釣りやき、おいしい。

久礼のカツオはなぜおいしいのかと、お客さんによう聞かれます。「そりゃ、土佐の一本釣りやき、おいしいがよ」と答えるのですが、そこには網漁でごそっと捕る生産性や効率性よりも、ただ、うまい刺身が食べたいためだけに一本釣りにこだわる久礼の漁師のおんちゃんらの思い、独特の食文化、刺身文化は伝えきれません。 一本一本釣りあげる一本釣りの魚は身の締まりが良く、身の質、鮮度がまったく違います。網漁では網の中で魚同士が押しくらまんじゅう状態になり、赤身がぐしゃっと潰れて身割れや内出血を生じてしまうのですが、一本釣りの場合はそういうことがなく、身の締まりがよく、身の質、鮮度がまったく違うというわけです。
では、他県でも一本釣りをしているのに、久礼はなぜ特においしいのか。それは「毎日食べゆうき」としか言いようがありません。久礼のカツオは土佐沖で釣ってきた日戻りのカツオ。釣ったら船上で即、氷でチンと冷やされ、久礼の港に帰ってきます。刺身で食べたいがために釣ってから、いっぺんも冷凍していない、いわゆる「生」のカツオです。久礼のカツオは釣った後の扱い方が違うのです。「カツオは硬すぎず、柔らかすぎず、サクッと来にゃいかん」と、漁師のおんちゃんはよく言います。そういう刺身を追い求めた結果が一本釣りの食感です。それが久礼のあたりまえであり、それを食べたいから、久礼の漁師さんは巻網ではなく一本釣りにこだわるのです。
競り市場から店までたったの5分
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久礼の漁港にある魚市場から、大正町市場の店までは軽トラでたったの5分。午前6時に水揚げされたばかりの久礼どれ、久礼揚がりのカツオや旬の地魚をぱっとさばいて刺身にし、タタキにし、すぐに店頭に並べます。漁師さんが沖で釣ってから、お客さんの口に入るまでこの圧倒的な時間距離の短さとビリビリ、グリグリの鮮度が自慢です。
〒789-1301 高知県高岡郡中土佐町久礼 6382 電話:0889-52-2729
県内外への発送もやりゆうよ。
藁焼きタタキの本場、高知県から全国へカツオのタタキをご発送いたします。
藁の風味広がるカツオのタタキをお楽しみくださいませ。
商品の詳細は、ショップページにてご確認ください。
干物やその他鮮魚のご発送に関しましては、
当店までご連絡をお願いいたします。
*****戻り鰹藁焼きタタキの販売について*****
現在ネットショップにて掲載中である戻り鰹の藁焼きタタキは、
11月30日を最終発送日とさせていただきます。
12月以降のネットショップでの販売に関しましては、
鰹の水揚げ次第となり、現段階だと未定です。
12月以降に土佐沖の鰹がご希望の場合は、
当店までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
TEL:0889-52-2729
(お魚の仕入れは日によって違いますので、ご希望に添えない場合がございます)
(ゴールデンウィークや年末年始などは、お荷物のご到着が遅延する可能性がございます)
※※ご確認ください※※
令和5年6月よりクロネコヤマトの配達時間改正の為、 最短到着時間が変更となります。
【九州地域:翌日午後~】
【四国・中国・関西地域:翌日午前中~】
【中部・北陸地域・長野県:翌日午後~】
【関東地域以東・新潟県:翌々日午前~】
ご理解くださいますよう、お願いいたします。
※商品の写真は一例です。商品についてはリンク先にあります商品ページをご確認くださいませ。


中土佐町久礼
田中鮮魚店のある中土佐町久礼は、
高知県の中西部に位置する漁師町。

大正市場
漁師のおかみさんたちが始めた市場
「大正市場」に田中鮮魚店はあります。